2006年の3月に活動休止宣言して、一日で復帰したようですな。油断のならん人だ。「愛の才能」が岡村靖幸プロデュースというのが話題になってましたっけか。田村直美に声と歌い方がちょっと似てる。当時は北陸に住んでましたので「渋滞の八号線」なんてフレーズにビビッときたりもしてました。まあよく考えたら福井の八号線事情なんざわかんなかったんですが。
「愛の才能」は岡村が作ったデモに詞を付けたそうですが、他の曲は全部自作自演ですな。言葉のセンスがまた抜群。日本語をこれほど奔放に踊り狂わせて、しかもはしばしにドキッとするほど美しい絵を織り込むやり口はじつに巧妙。
つづれおりで知られる名盤中の名盤なのでこんなとこでコメントするのもなんですが、名盤ですねえ。ほんとに。うっとり。かっこいいとかぞくぞくするとかじゃなく、うっとり。素直に気持いい。メロディが気持いい。サウンドが気持いい。うっとり。Simon&GarfunkelのFeelin'Groovyに通じる快感がある。おそらくgrooveというのはこういう感覚なのだろう。英語は知らんがそうに違いない。
シンガーソングライターの代名詞ですが、特筆すべきはポップセンスでしょう。誤解を恐れず書けば、目新しいサウンドとかずば抜けた歌唱力とかコアな詞とか、きっぱり無縁です。卓越したバランス感覚と、喋るときも節付いてんじゃないかと妄想するくらい自然なメロディライティングが肝。個人的に荒井由美がものすごくこの人のイメージ。名盤ですな。しつこいけれども。ほんとにうっとり。(2004-07-08)
ラジオで聴いて、速攻ゲットしたアルバム。当時はそういう買い方をよくしてました。余談ですが、最近はラジオで聴いて1年くらいしてから思い出したように買込むことが多いです。
さて、この人実はこのアルバムしか知られてなかったり。しかも割とセールス好調だったっらしく、中古屋でビシバシ手に入ります。一家に一枚ぜひ。アルバムタイトル曲をシークレットトラックに仕込んだり(ブランクトラック30秒くらいはさんでるので下手すると気づかない)、ジャケに自画像を大胆に使ったり、なかなかのくせ者です。というかあちらの女性シンガーソングライターの系譜の王道に居る、と当時は思ったんですが、今どうしてらっしゃるでしょうか。活動はしてるようだが、CDリリースはしてないのか? サウンドは素直に恰好良い。ノリも良し。実際このアルバムは売れたし、それで第二弾が投入されないのはやっぱりリリースが無いんだろか。(2004-07-07)
「Gone The Rainbow」という曲をラジオで聴いて買ったアルバムです。15の頃か。綺麗で切ない曲なんですな。歌詞の意味がわかるとよりいっそう切ない。しかし彼ら、ギター2本と3声だけでやたらと音が厚いです。ダブルベースも入ってるかな。「Flora」とか聴いてるだけで指がつりそうなギターですぞ。コーラスワークも秀逸。構成的にはドリカムの原形(違う)。日本で近いのは何だろう。赤い鳥か。めちゃめちゃ影響受けてそうだから近くて当然かもね。あと、個人的にはBob,Joan and Donovanとかスーパーユニットがあったらばなあと当時思ってました。個性強すぎてしっちゃかめっちゃかになるでしょうがね。(2004-04-06)
まあ無理でしょうけども再結成してくれんかな。1999年リリース。星条旗とユニオンジャックと日の丸をモチーフにしたピースサインを描いたジャケットはわたしの趣味的に絶対ジャケット買いしない類い。濃すぎ。しかしLive in Japanって、よもやワールドツアーとかしたんだろうか。そんなはずはないと思うけど。
ギンギンのロックバンドを切り従えて歌う田村直美はただただかっちょええです。MCで「今日も笑ったり歌ったり踊ったり怒ったり泣いたりして楽しもーね! わーい!」と。ああ、かっこいい。ライブ行きたい。なぜ行かなかったのか当時の自分を責め立てたい気分。
3曲目「OH,現代のBlues〜All Believers〜」のエンディング。ジャニス・ジョプリンの「Ball and Chain」を彷彿とさせる溜め。痺れます。ここぞとばかりに暴れ炸っているリズム隊。骨太なリフを中心にしたギターはワイルドかつクール。これだけの派手派手サウンドをたった4人でやるんだからロックバンドというやつは侮れない。
なんというか、こういう音楽を癒し系というのだと思います。まったりとはしませんがスカッとします。素晴らしいバンドでした。わたしなど最初のアルバム「Pearl」1枚限りの企画だと思ってましたので2ndアルバムが出たとき狂喜乱舞したものです。もう1回くらい狂喜乱舞したいんですが、無理かなあ。 (2003-10-14)
ファーストアルバムでございます。デビューしたときミュージックステーションで「嘆きの雪」を歌ってましたが、地味でしたな。実に。良くも悪くもシンガーソングライターという感じ。定義からすると例えば椎名林檎もシンガーソングライターなんですけども(しっかり自称しとるし)イメージ的にはシンガーソングライターというとキャロル・キングとかジョニ・ミッチェルみたいなのを想定するので小谷美紗子のほうがプロトタイプかも知れん。
ただ、この方は直球荒れ球系で。今は正直荒れてないかも知れんが、当時FM石川で「自分」という曲がパワープレイしてて、この曲がまた死球の嵐なんですな。平然と頭を狙って投げてくる。で、こっちはそれが快感だったり。マゾかね。こんなんパワープレイするFM石川も豪毅だと思いますわ。エモーショナルなボーカルとピアノ主体のシンプルなアレンジの相性は抜群。そしてアクセントはこなれてない日本語。こなれてないというかある意味計算ずくなんじゃないかと勘ぐるほどださい詞がある。一方普通に読める詞もあるので、やっぱり確信犯かねえ。(2003-08-01)
デビュー曲が大ブレイクして(まああの時代的に大つけるほどじゃないですが)以降どんどんぱっとしなくなっていった(失礼)この人の3rdアルバム。ファンの評価は高いらしい。ちゅうかわたしゃこれしか持ってませんが。なんというかポップスのお手本のようなシンガーソングライターの標本のような、悪く言えばありきたりな曲が多い。耳になじむメロディとプライベートでドラマ性のある歌詞。キーボード主体の素直な編曲。どっかから空気が漏れたようなボーカルは紙一重で個性になってる。あとマンドリンのような音が時々聞こえますがクレジットされてないのはどういうこっちゃ? 実はギター? まさかシンセ?
わたしがこのアルバムを買った理由はただ一つ。「Alone」彼女の3rdシングル。これが収録されてる。シングルはけっこうロングセラーだったような覚えがありますがどうでしたっけか。この曲だけは何故か何度聴いても背中に鳥肌が立つ。実際今聴いてもたった。ちゅうかアルバム引っ張り出して歌詞見た時点でたった。犬かおれは。なんででしょうね、歌詞とか別にありきたりな設定のような気もするし、陳腐ですらある。しかしわたしゃその陳腐な部分でもろ泣きそうになる。似たような経験があるわけでもないのに。Tomorrowを個人的に焼き直したような「Will〜未来へのプレゼント」もなにげに名曲。あたしゃTomorrowよりはこっちの方が好き。この人もいつのまにか結婚してて子供までできてたようで。ここで昔聴いた曲のこと書くたびにそんなこと言ってるねえ。 (2003-05-26)
じゃなくてYMCになったんですか。そうですか。忘れもしない自分で買ったCDの3枚目。正直よくわからなかった。わはは。小遣いはたいて買ったとはいえ微妙に後悔してたのも事実。当時はどっかで聞きかじった「1stと2ndのリリースにアーティストのすべてが凝縮されている」とかいう偏った信念みたいなものを持ってまして。中島みゆきも他の曲で知ったはずなんですが、敢えて1stをチョイスしてましたね。ジャケットの写真とかモノクロのせいか今より老けて見えたりする。何故に。
ただ、一通り聞いてからGetBackすると、1stはなかなかに面白い。1曲目でいきなりフルートだか横笛だかのポぉエ〜で脱力させたとこに、散文詩風のなぞめいた歌詞、「喪服」とかテンションフレーズをクライマックスに仕込んでるあたり、確信犯じみてて素晴らしい。「アザミ嬢のララバイ」もしつこいリフレインが妙に泣けたりする。「悲しいことはいつもある」のもなんとも言えないブルーな雰囲気、全体的にあかぬけないくせに妙にやさぐれた歌詞とか。
あと、この人を語るうえで避けては通れない「時代」。まあこの人のヒット曲はファンには受けが悪いというのは定説ですが、(受けが悪いというかアルバム収録曲とか、シングルのカップリングの方に人気が集まったりする)この曲はそれなりに人気があったりする。わたしはリアルタイムで知らないのであれですが、ただ、こんな曲を書けて歌えてしまう23歳というのは2年ほど前にちょっと嫉妬しました。自分が年をとるたびに評価が変わる曲。
少なくともこの1stは中島みゆきをいまさら買ってみようかという人にはお勧めできない。派手好きな人は80年代後半以降。しっぽりしたい人は3rd以降がお勧め。個人的には中島みゆきに名盤なしと思ってるので、全部聴いたほうがいいとは思います。金かかりますが。敢えて名盤というなら「生きていてもいいですか」はかなりの名盤なんですが、1曲目でCommunication Break Downになる恐れがあるのでやっぱりお勧めできず。なんかMacを他人に勧められない気持ちにちょっと似てる。かな。そうでもねーか。 (2004-05-19)
多分初めてそれと知って意識して聴いたBeatlesはNHK-FMで流れた「Abbey Road」収録のI Want Youだったはず。だから私にとってBeatlesはなにやらサイケでアバンギャルドなイメージ。いまだに。その時Let It Beも流れたんですな。普通にきれいな曲だなと。素直にかっこいいと思って買いました。当時17歳。タイトル曲はなんというかBeatlesとしては異色なほどに完成度が高いと思う。ピアノ主体のバッキングとオブリガードのギター。まあありがちなコード進行とかいうのはありますが、だからこそ素直に響くというか。構成美の見本というか予定調和の手本というか。最後のリピートとかあってもなくてもいいんですが、そこを付け加えるお約束的快感。
ほかの曲は、うーん、正直よくわからない。面白いですけどね、ごった煮的で。Dig ItからLet IT Beへの流れとか。I'v Got A Feelingの前半をポールが、後半をジョンが作って最後にユニゾンするとか、当時憧れました。いや、今でも憧れてます。誤解を恐れずに書くと、Beatlesはアルバムトータル聴くと、あんまり面白くない。なんか延々いろんな曲を流しながら、ぽっと1曲出てきたりすると「あ、いいなあ」と思える。微妙なニュアンスですけど。ホワイトアルバムとか正直通して聴くのはしんどかったりする。曲ごとに見るとすごい好きなのもあるし、かっこいいと思えるものもあるんですが。何ででしょうかね。 (2003-05-02)
本人による全曲解説付き。わたしこの人のボーカルが好きです。味わい系と勝手に呼んでるんですが、まったりクールな感じ。参加ミュージシャンが豪華絢爛で目まいがしそう。まあ筆頭は矢野顕子でしょうか。多分デビュー前。この人当時二十歳そこそこのはずなんですが、完全にジャンルを確立しちゃってますね。矢野ワールド。コーラスとピアノのクレジットできっぱりキャラが立ってる。音が立ってるというべきなんですが、このバンドの場合どのパートも存分に立ってるのでこの際キャラ。
曲解説読むとセッションの様子とか妄想できて楽しい。この人はなんかボーカルそのまんまの雰囲気の文を書きますな。口語調で書いてるせいもあるでしょうが本人の声が聞こえてきそうな感じ。帯書きには「日本ロック史上に残る名盤」とかかいてありますが、語弊はありますがこれはロックじゃないですね。いみじくも矢野誠が「主役は慶一じゃない」などと断言している通り、純然たる音楽そのもの。ロックよりももっともっと自由な感じ。流行ものは遺さず取り入れた感がある。素晴らしい。 (2003-04-20)
買ったのは1994頃かな。これ初めて聴いたときは正直よくわからなかった。で、しばらくお蔵入りして、大学入って2年目くらいに誰もが認めざるをえない名盤「LED ZEPPELIN IV」を友達に聴かされて幻惑されちまって、恥ずかしながら再評価。
これが彼らのファーストリリースだが、どの曲も凄いの一言。かの有名なボウイング奏法も聴けるし(まあ、聴いてるだけじゃ正直あんまり面白くない)。ロバート・プラントのハーモニカも聴けるし。ペイジのギターはどっかルーズな感じがする。実際につくり込んでるかどうかは別として、絶対適当にノリで弾いてると思わせるものがある(リフとソロね)。ロバート・プラントのボーカルもむやみに叫んでて良い感じ。時々「とりあえず叫んだやろ」ちゅうようなシャウトがあったりする。You Shook Meのラストのギターとの掛け合いとか絶対不要だと思うけども、それもまた御愛嬌。 (2003-04-14)
自作自演屋といえばむしろこの人。椎名林檎がブレイクしたときなんで小島麻由美がスルーされてるのかすげー不思議だった。わたし的にこの二人はかぶります(などというと両方のファンから怒られるし音楽の趣味は割と違ってそうだけ)。ただこの人の場合極めてクール。唱法は粘っこいがどっか乾いてる。
バンドもアコースティック主体で渋いグルーヴをしてていい感じ。まあ椎名林檎もそうだけどもシンガーソングライターという言葉がいまいちしっくりこないシンガーソングライター。椎名林檎風にいえば自作自演屋だけども、世界観の押し売りというか、歌だけでは歌いきれない焦燥感のようなものをすごく感じる。今の時点でCDに焼き付けられるのはこのくらいね、まだあるけど我慢して、というか。音になった部分の奥にある空恐ろしいまでの才能がかいま見える感(なんじゃそりゃ)がファンとしてももどかしい。 (2003-03-28)
どうでもいいが旧字じゃないと生々しすぎるな。なんちゅうか1曲目でいきなりマンドリンがばしばし鳴ってるのは何なんやろか。びびりました。これだけでわたしゃ満足。クレジット見るとリュートなんかも入ってる。聞き取れんかった。この人はこれ創りたくて、メジャーシーンで実績作ったんじゃないかと勘ぐるくらい趣味に走ってます。
この際アルバムタイトルは「不戦敗インポテンツ」とか「倒錯フランジャー」とかやってほしかった。ある意味看板みたいなもんだし。この造語センス好きだったし。やってほしかったのだが、このタイトルはそんなことを忘れさせるというか、そんな偏狭な期待なんか木っ端みじんにどうでもよくなるインパクト満点。さすがです。
ノイジーでサイケデリックでアバンギャルドでノスタルジックでデカダントでナーバスでパンキッシュでエキセントリックでダイナミックでセンシティブ。そしてエロティック。ハッピー。聴くほどに惚れ惚れする。なんかね、ミュージシャンのことをアーティストとか言うけども良くも悪くもアーティストっちゅうのはこういうもんだという見本というかね。むしろここまでやってくれと。濃い。濃密。濃厚。どっろどろ。
多分彼女はこれからもこちらの予想の斜め上をいくパフォーマンスを見せてくれると思う。このベクトルの外しかたが快感になったファンはもう抜け出せ無くなるのではなかろうか。 (2003-03-26)
もう巻舌にしびれちまって。ら行でもれなく巻いてます。舌好調。この人の言語感覚というのはね、どういうんでしょうか。つかさと寺が不思議な融合をしてるというか。歌詞だけ見たらなんでそんなサウンドに乗っちまうんだと。「丸の内サディスティック」とかインチキ英語のデモ歌を置き換えたような歌詞でガゼットにリッケン620だのグレッチだの出てきてトリッキーでいい感じ。
「積み木遊び」もそんな感じ。個人的にすごい好き。なんかやらかしたときには必ず頭の中に「あ〜しくじったしくじった」と流れてくる。もちろんしてやられたときは「あ〜やられたりやられたり」と。もう頭から離れない。ライブDVDを見てからは映像付きで流れるようになってしまった。困ったもんだ。 (2003-04-07)
エアチェックして買おうと決めてから1年くらい寝かしてようやく手に入れた。やはりかっこいい。かっこよすぎ。スゥイングに対するわたしの憧憬そのまんま。いやそれ以上。聴いててわくわくする。ものすごく楽しそうにセッションしてる気がする。
1曲目、長めのイントロダクションを延々ドラムとベースが引っ張る。ボーカルの掛け声一発でぞくっとする。トランペットもボーカルもスリリングそのもの。「真夏の夜のナイトフードは、過去と未来をつなぎ奏でる官能のサウンド」帯書きの通り。まさに官能。まさにお夜食。なんかライブでステージでバンドが鳴ってるのが目に浮かぶ。見たことないし、顔も知らんくせに。
買ったのは95年くらいか。どこで矢野顕子を知ったのか憶えてないけども、わざわざ1stをチョイスしてるあたり結構こだわってたようだ。廉価版だったというのがでかかったのだろうが。
前半がUSで後半が日本の録音という構成。76年というと中島みゆきが時代を歌ってた頃で、とても同時代の音作りとは思えない。1曲目の「気球に乗って」のテンションの高さにまず度肝。ボーカルパートが済んでからのバンドの張り切りようが楽しい。もちろん矢野さんもピアノ弾いてるし。
後半の日本編を聴くとなぜかまったりするのは日本人の血脈だろうか。「丘を越えて」とかめちゃめちゃハッピーな気分になる。あがた森魚がコーラスしてるし。ていうかバンドがほとんどムーンライダースやし。素晴らしい。この人のボーカルは歌より歌唱より音楽性が先に来ますので聴いてて純粋にわくわくする。フェイクの部分が何とも言えん。 (2003-03-17)
リマスタリングとか流行ってたけど(今も?)、これは多分原音のまま。UKオリジナルマスター使用とか書いてるのを見るとなんかよさげな印象を受けるが、素直に音汚い。要するにそのまんま。あれだ、化学調味料無添加だと味気ないような感じか?
まあそんなことはこの際どうでもよろしい。音源の質にこだわるほど上等な環境で聴いてるわけじゃござんせん。ベタですんませんが、ピーター・グリーンのギターでございます。チープです。まさにチープ。ペッラペラ。何繋いだらこんな音が出せるのか。わたしがエレキギターで出したかった音はこんな音ですわ。あと中島みゆきの「化粧」で聴けるスーパーオクターバギター。
そりゃそうとこのアルバム「Black Magic Woman」入ってる。サンタナがやってたのが有名だけど、こっちが本家。一聴の価値あり。わたしゃこっちの方が好き。 (2003-03-15)
当時北欧のポップスが流行ってたようだけども、記憶にありません。彼女以外に北欧といえば……。知らんな。イングウェイ・マルムスティーンは北欧だっけか、違ったっけか。持ってないけども。
このアルバムが妙に日本で売れたらしくて、来日ライブもやってくれた。結構女の子のファンが多くていけねえ場違いだとか思いながらはじの方でおとなしく聴いてたのを憶えてる。
アコースティック系の素直な音作りと彼女のウィスパーボイスのような唱法がマッチしていい感じ。(余談だが3rdアルバムではウィスパーに磨きがかかって何言ってるのかわからん。いや英語だから滑舌よかろうが聞き取れやしませんが)中川五郎がライナーノーツでハートまで使ってかわいいかわいいと言ってるのはどうかとか、そういう点に目をつむれば国内版がボーナストラック入っててお得感満点。 (2003-03-07)
デビュー当時からラジオで聴いていた。YAMAHAのミュージッククエストで出てきたはず。クレジットにはばっちり川上源一。ミュージッククエストってあのポプコンの後継で、山根康広もたしかそう。
癒し系の本命。ゆったりした曲調以上にゆったりした歌い方。意識的にためてるんじゃないかと思うくらい立ち上がりの遅い声。柴田淳なんかちょっとにたような雰囲気を持ってるかも知れない。
以前ライブに行ったことがある。ギタリスト一人だけつれて、暗くて狭いコンクリート打ちっぱなしの地下のライブスペースで。あそこは多分もうないだろう。思っていたよりも盛況でびっくりするやらなにやら嬉しいやら。
「写真」とか「Door」とかラジオでパワープレイされていて当時はブレイクすると思ってたけども、しませんでしたね。わはは。「Door」とか聴いたとき、あまりに芸風が違うので天才的に懐が深いと感心したが、実は早川美和の作詞作曲。というか早川美和はどこへいったんだろう。 (2003-03-06)
1997年にリリースされた後期PEARLのファースト。キーライムのCDケースに入っていて、ジャケットの段階から飛ばしまくり派手派手。写真はメンバー全員目がいっちゃってて怖い。特に田村直美とカーマイン・アピスの顔は夢にまで出てきそうな迫力満点、オーラ全開。
田村直美は93年くらいにソロ名義になって結構売れていたが、わたしはこれを聴いて完全に惚れた。石を投げられてもいいから断言してしまう。これこそRockである。RockBandである。サウンドに心臓を鷲掴みにされて、うちのちゃっちなラジカセのスピーカーの奥に引きずり込まれそうな感覚になる。顔面パイをうけてもいいから断言してしまう。この感覚・快感こそが音楽そのものである。
ギターがかっこいい。ベースがかっこいい。ドラムがかっこいい。ボーカルがかっこいい。そしてなによりバンドサウンドがかっこいい。かっこよすぎ。クール、グルーヴ、アグレッシブ。Rockは麻薬だ。いや、麻薬やったこたないけども、多分麻薬よりは気持ち良いんじゃないかね。
田村直美はこのサウンドがやりたくて一人になってもずっとPEARLというバンドを背負ってきたんだと思った。こんなもの作っちゃったら夭折しちゃうんじゃないかしらと当時不謹慎にも思った。素晴らしいアルバム。構成も見事。非の打ちどころなし。100点満点で800点くらい。 (2003-03-01)