マキャフリイの「誰も猫には気づかない」「天より授かりしもの」(創元)と「ペガサスに乗る」(ハヤカワ)を立て続けに読む。創元のは末弥純のカバーアートが実に良い。麗しい。しかしこのボリュームでこの値段はどうかとも思う。ジュブナイルっぽいファンタジー。リリースが10年前くらいなので割と新しいマキャフリイ。序文で孫に向けて書いた見たいなことが書いてあるので、まあそういうことなのでしょう。中世ロマンティックファンタジーとか銘打たれてますが、あまり中世っぽくはないかも。むしろおとぎ話っぽい。あるいは向こうの人が想定するプロトタイプな中世騎士物語風世界というものなのかもね。アーサー王とか。ちゃんと読んだことないけど子供向けにノベライズしたらこんな雰囲気になるのかも。
「ペガサスに乗る」は超能力物。SFです。「九星系連盟」シリーズという連作の一つらしい。他のは未読。こっちは30年以上前の作品です。超能力者が社会に認知される過程とか。孤独感と疎外感に満ちた存在、ミュータントだった超能力者たちは結託して幸せになる。X-Menも同じようなコンセプトで組織化したんだっけか。
平城遷都1300年祭マスコットキャラクターがたいへんな評判で、WEBをざっと見渡すと否定的な意見がやたら目立つわけですが、ぼくは好きです。嫌いだという人の感想は分からなくはないですが、かなり徹底的に反吐が出るくらい嫌いだという人が割といるのがびっくりです。思ったよりとんでもない作品なのかも知れません。
マスコットといえば15年くらい前に住んでた自治体でいまいちな(個人的な感想としてはかなり酷い)のが決められた記憶がありますが、歴史から抹消されたのか今では検索してもでてきません。今度またその自治体の住人になったら役所に問い合わせてやろうかしら。あの当時今くらいWebが発達してたら面白おかしく取り上げられたんじゃなかろうか。今思えばあれは採用が早すぎたのかも。
奈良でつちのこが発見されたそうで、発見者が剛田武さんじゃなくて残念。映像は2006年9月1日付になってて、多分つちのこのつもりじゃなかったんでしょうね。映像をみた第一印象はヒル。珍しいヒルの一種かもしれないというヒル研究者の話も紹介されてました。目撃者の証言だと30cmくらいあったそうで、その大きさのヒルはアマゾンあたりにいかないといないだろうと。ちゅうかアマゾンには30cmものヒルがいるんですねえ。おそるべし。コウガイビルなら30cmくらいのもいるらしい。そんな巨大なやつは見たことないけど。
ヒルは食われたら血が止まらないらしく瀉血に使われたこともあるとか。昔ザリガニハンティングしてたころには見たこともありましたが、幸い食われなかったですね。あるいは気付かなかっただけか、コウガイビルだったのかも。南米には牛の血を吸わせてから茹でて食べる料理があるようです。本当かしらと思うのだけどどこで読んだか忘れてしまった。
ニーヴンの太陽系辺境空域を読む。ノウンスペース・シリーズの短編集。歌う船のブレインシップを思わせるギミックが出てくる。どっちが先なんだろう。あるいはもっと古典的なアイディアなのかしら。技術としてはハードルが低い物として扱われているのか、最初期のものにしかでてこない。異星人がたくさん出てきて楽しい。リングワールドを読む前に読むべきだったかも。ロボットはあまりでてきません。どうやら日本が血道をあげてる人型ロボットはニーヴンの未来史には食い込めなかったようです。C3Oみたいなのが出てきても違和感なさそうだけど、アトムみたいなのはある意味超光速航行よりも難しいかもね。一方異星人はたくさん出てきて楽しい。クジン人は怖そうだがどことなく可愛い。
ラジオでパクチーハウス東京というところが紹介されてて、東南アジア系の料理が食べたくなりました。世界中で使われてる食材のようですが、ぼくが真っ先に思い浮かべるのはタイとかベトナムとかそのあたり。ということで近所のベトナム料理屋へ。フォーなど。レモンを絞って(本式はライムらしいが)ヌクマム(多分)たらして、パクチー散らして、食う。すする。うまい。まったりして爽やか。このスープ、麺もいいけど冷や飯にかけて食べたい。いっしょに頼んだサラダも旨かった。サラダ単品で頼んだら思いのほか山盛りで出てきてびっくりした。ピーナッツのアクセントが素晴らしすぎる。また行こう。
えー旧正月ならまだ松の内というあいさつを書こうと思ってすでに数週間たってしまいました。もう3月。この冬は寒くなるタイミングがけっこう遅かったので毛布を引っ張り出すタイミングを逸して結局出さずじまい。
そんなにストレスフルな日々を送ってるわけでもないはずですが、四つ横ちょにハゲができてしましいました。かろうじて隠れてる、か? たまに隠れてないような気もする。これはある意味目撃したほうがストレスフルかもね。円形脱毛症ではないと思うのでそのうち戻るでしょう。
書きかけでほかってあったのをいくつか。ドラえもん24巻収録の「ガンファイターのび太」を宇宙を舞台にリメイクしてアニメでやってました。2月8日。コスモガンっていわれるとなんだか松本零士ちっく。なぜか三悪っぽいキャラが出てきて旧のび太新のび太揃い踏みだったのが贅沢感満点。のび太が射撃の天才と言う設定の初出は多分12巻のけん銃王コンテストだと思いますが、「ガンファイターのび太」がすごいのは実弾の銃でもって人撃ってることですね。のび太本人も言ってますがへたすりゃ死ぬでしょうし、多分一人くらいは殺してるんじゃないかしら。だからアニメでは宇宙を舞台にしてフィクション感を増したのだろうね。しかし二丁拳銃で反動もあるだろうにズキュバキュぶっぱなしてます。まさに天才。しかし彼は別にわざわざ開拓時代まで戻ったり宇宙に進出したりしないでもオリンピックのピストル射撃で金メダル独占できると思うんですが、なぜその道に進まなかったのか。ツチノコ発見に奔走しなくたってばっちり百科事典に名前が残るだろうに。ねえ。
見たのは昨年。映像は割とよかったと思います。最後にちらっとひし美ゆり子が出てましたがまったく年齢を感じさせません。恐るべし。ご都合主義的というか出したかっただけな気もします。でもおかげで作品として締まったんじゃないでしょうか。どうせ昔のセブンを引っ張り出すなら最後の湖のシーンは是非エレキングを登場させてほしかった。アイスラッガーが切れないんじゃ倒せないおそれがあるけど。セブンと言えばお前しゃべれんの?というマージャンやってるCMがすきでした。声がオリジナルのセブン声じゃないんだけどね。
銃・病原菌・鉄をちゃっかり古本屋で買ってしまった自分としては何やら後ろめたいというか。タイミング悪かった。ハードカバーは嵩張るからあんまり買いたくはなかったのだけど、結局買うのだったら出た当時旬な時に買って読んどくべきだったとも。去年は朝日ソノラマもなくなった。ぼくは全然持ってないというか多分菊地秀行と新井素子(多分)を1冊くらいずつしかなかったはず。朝日新聞社が引き取ったコンテンツなんかをみると漫画をけっこう持ってるようで。知ってる名前もちらほら。伊藤潤二、諸星大二郎、楳図かずお、高橋葉介とかけっこうエッジな作品群が文庫になってたんですねえ。しらなんだ。
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