深夜映画でやってました。スイスの映画。1998年。タイトルだけ見て戦争物かあ、とか早とちり。いきなり水中のシーンで始まり、「潜水艦か?」とさらに勘違い。ドイツもセルビアも関係ないことに気が付くのにちょっと時間がかかりました。12人の子供が失踪し、その子供本人から手紙が届くという内容。サスペンス調です。でも雰囲気がx-fileっぽい。「男はみんな病気だ。子供産めない病。生まれつき女より劣ってる。だからそういうふうに造った自然に対する恨みは深い。昔から自然に挑戦し、屈服させようとしてきた」映画のテーマはずばりこれです。まあ、それはそれとして。
さきほどx-fileに雰囲気が似てると書きましたが、むしろ似てるのは、小説ですがジョナサン・キャロル。全編を通じて明るめのタッチと音楽。そして最後まで拭えない漠然とした不安感ともどかしさ。しかもそれはエンディングで最高潮に達する。というかエンディング怖い。あとから込み上げてくる恐怖と言いますか。ホラーとはちょっと違う。伝奇的な怖さも似てるけどちょっと違う。まさにジョナサン・キャロル的恐怖としか言いようがない。久しぶりに読み返したくなりましたが、全部実家なんだよなあ。
寒い日が続きますな。自衛隊がいつのまにか派遣されてたり、大阪でむごたらしい事件が発覚したり、牛肉が足りなかったり鶏が悲惨なことになってたり、世間も何かと寒いことが多い。というかいちばん寒いのは私の部屋で、暖房全滅。わはは。エアコン故障。こたつ故障。電気ストーブなぜか大破。いっぱい着て寝るんですが、朝寒くて目が覚めたりしますしね。寒くなりすぎない地方でよかった。
学歴詐称した議員がいますね。19単位も足りなければいくら何でも気づくやろ、と、1単位足りなくて半期卒業がずれ込んだわたしなんかは思うんですが、案外勘違いしてると気づかんしねえ。別に故意だろうが不作為だろうがどうでもいいですよ。詐称して問題だというのならば、あれもまあ資格の一種ですから、なんで立候補時に証明書提出させないですか。彼も辞めないが給料を返上するとかわけのわからんことを言ってますが、どうどうと仕事してたらいいんですよ。間違いでした、すいません。しょうがねえな、気をつけろ。で済むことです。もっと突っ込んで「見栄はってました、すいません」でも、わたしゃ別に笑って済ませたいですが。忙しいんだし個人的なつまらんことでわずらわせるなと。
文庫判を見かけたので買ってみました。「絶対音感」最相葉月著、小学館文庫。初出は98年。出た当時話題になってましたな。ノンフィクションで30数万部売り上げたとか。本文そのままの構成でドキュメンタリー番組が録れますな。いろんな音楽家のコメントや証言、エピソードがあって面白かったんですが、そっちにばかり目が行って、結局絶対音感が何なのか理解できませんでした。わはは。
指揮者の佐渡裕が時計にたとえて「バーンスタインみたいなタイプはいわばロレックスで、微妙に狂うのです」と。この一節が好きですな。絶対音感とはあまり関係なく、指揮者のカリスマ性みたいなのを語った箇所ですけども。さらに畳みかけるように「カール・ベルムなどは、台所で今にも止まりそうな振り子時計です。でも、その家の主人が、“うちの時計は毎日十分遅れるんだ”と嬉しそうにいいながら、十二時の時報とともに十分進めている。」喩えうますぎ。
わたしの拙い経験から引かせてもらえば、指揮者の何を見るかといって、打点はあんまり見ないわけです。頭と揃え所で見る程度。あとは他のパートの音と「おでこの辺りに感じる」打点で合わせてた。むしろ見てるのはパフォーマンスと表情で、それでこちらもテンションを高めていったような気がします。極論、正確なリズムを指定するだけならメトロノームでそんなに問題ない。(いや、現実的には合わせにくくてかなわんのですが)その意味では、要所以外はお茶飲んで座っててもらってもまったく困らなかったりする。あとは総譜を見て全体を聴いて統括できるという立ち位置に期待していたものもあります。そっちのほうがでかいかな。奏者のポジションではなかなか全体の響きがわかりにくいですから。また合奏したくなりました。
平成で数えればはや16年目。このサイトはえー何年目ですか。5年目? 5年経っても相変わらずやってます。12月はさぼりましたが、やってますともええ。
さしあたり、旧年のご報告といたしましては、フカヒレ食いました。姿煮。あれはスープにするためのもんですな。正直あんまり美味いとはおもわんかった。ついでに役得でブリも食いました。氷見からはるばる持ってきたやつ。高かったらしい。ブリトロ。激うま。氷見漁港、大量だそうです。寒ブリ万歳。話はころっと変わりますが、ジョンの命日に合わせてニュースステーションがビートルズ未公開映像を大量投下してましたね。あの番組はしょっちゅうそういう映像を入手してきますな。アメリカのエド・サリバンショーの映像らしいですが、ファンの歓声がすごい。異常。感極まって泣いてるのも居たし、アーティストとかミュージシャンとかいう前にスーパーアイドルですわ。まさしくカリスマ。
首相が靖国神社に初詣でしたそうで、私人としていくならちゃんと地元の氏神様にいけばいいのに。首相としてなら出雲大社でしょう。あれくらい毅然とした態度で筋を通してもらいたい場面が他に山ほどありますが、どうも方向性が違うような気がする。まあわたしゃ去年の総選挙をぶっちぎった口なのであまり批判めいたことを言うのは控えます。
アメリカでBSEが出たそうで輸入が止まったみたいです。でも国内の在庫を使うことについてはマスメディアはびっくりするほどに無批判ですな。吉野家の例とか在庫分を使い切ってからどう展開するかについては詳しく報道するくせに。在庫を使って問題ないならそもそも輸入を止める意味がないような。かといって在庫を破棄しろとかいいだすと、牛脂とか使ってる加工品はどうするとか、ばかばかしい話になるので云えやしません。まあ御託を並べるんなら、食わねばいいだけの話で、手間を惜しまなければ可能でしょうな。わたしゃたいして気にしませんが。いや小心者なんで気にならんことはないですけども、そんなにまめじゃないのでね。
富士フィルムのCMで写真のワンカットで見ている人の会話が流れるやつがあったんですが、犬のバージョンでわたしゃ正月早々泣きました。実家に帰ってて昔飼ってた犬を思い出したせいもあるでしょうが、涙腺緩くなってますな。歳のせいかしらん。わたしは昔から写真があんまり好きじゃなかったんですが、あのCM見ると写真撮ろうかとか思います。なんとCM効果の高いやつ……。
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