がっつり日記2003年11月分

Mなやつ 管理人 JR
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2003年11月22日

ゴッド・ブレイズ物語

花村萬月のデビュー作らしい。1989年。花村萬月を初めて読みました。芥川賞とった人らしい。失礼ながら押し出しの強い面立ちで、読んだこともないくせに顔知ってました。音楽小説とハードボイルドの合致だそうです。その解説を読んでわたしゃ栗本薫の「キャバレー」みたいなもんかと勝手に納得し、それならば趣味に合うだろうと「後書き買い」しました。背表紙に書かれた煽り文句、というかあらすじを眺めたかぎりじゃいまいち食指は動かんかった。曰く「切ない恋心に胸を焦がしたことのある人なら、自分の不誠実な生き方に後ろめたい想いを抱いて生きている人なら、読んで涙せずにはいられない」と。煽り過ぎでしょう。

「泣きゃあしねえよ。へへへのへーだ」と読んだんですけどね。まあ泣きませんでした。まだ経験値が足りないのかもしれず。ちゅうか最初から最後まであくまできっぱり爽快なんですが、泣ける部分をあとから探したくらい。爽快です。爽快小説。導入からいきなりの濡れ場でばっちり掴んで、あとは基本的にちゃんばら時代劇の構成でラストのウルトラスーパーカタルシスまで一気に読ませます。泣かせるエピソードとかギミックとかあるんですけども全てはこのエンディングを華やかに添えるための伏線ですな。最後に心置きなく叩っ切るために前中盤に鬱屈するというか。確かに感涙物の心地よさでした。この中編一本で完結してるからこその爽快感だとは分かってるんですが、もっと続きが読みたくなるのはキャラクターの造形が素晴らしいからでしょうな。余韻にひたりすぎて、もう1本短編が収録されてましたが未だに読んでません。あとライブに行きたくなりました。

2003年11月19日

ビートルズ未公開映像

ニュースステーションでやってました。Let it be収録の時の未公開テイクだかなんだかのようです。ビリー・プレストンという人を初めて見ました。いや、実は違う人だったと言われてもわかりませんけども、「Get Back」のオルガンだから多分そうでしょう。なぜかファットなイメージがあったんですがスマートで陽気そうな人でした。あとはリンゴの表情がバカっぽくて良い。ジョージが不機嫌そうなのも。ヨーコらしき人とリンダらしき人のカットも一瞬あった。かっこいいですな彼らは。けっこうサイケなかっこうしたりしてましたが、ああいうのが流行ったんでしょうな。DVD買っちまおうかしら。彼らは特に映像とセットで欲しい。そりゃそうと、あたしゃジョンの丸めがねに憧れてあつらえるときにはいつも試してみるんですが、痛烈に似合わんのですよね。ジャニス・ジョプリンのビッグ丸眼鏡も好きで試すんですが、やっぱり似合わん。口惜しい。

なぜか復旧しております

もうだめかと思われたiMacちゃんですが、なんと治りました。なんで治ったのかは不明。わはは。あるとき何事もなかったかのように起動し、何事もなかったかのように普通に動き出しました。さすがにそのまま使うのもなんなのでシステムの新規インストールでもしようかと思いましたが、CDが読めません。読めないので初期化しますか? とか聞いてきます。

できるもんならやってみたまえ

CDから起動しようとしてもできない。何故に。以前もCDが読めなくなっていつの間にか治ってたんですけども、いいかげんドライブがいかれたかも。またいつの間にか治ると良いですけど。バックアップをこまめにとろうとちょっと思った。思っただけでやらないんだろうな、きっと。

2003年11月14日

やばいかも

iMacちゃんが起動しなくなりました。今日突然。起動音はして、モニタも付くんですけども、ハッピーマックのアイコンが出ない。画面真っ白。画面に出てこないだけで本体は動いてるとかそういうこともないらしく、ハードディスクも回ってない感じ。その段階からのトラブルは初めてで、正直どうしていいかわからない。CDから起動しようとしても同じ。こりゃハードがどっか逝きましたな。困った。内蔵電池が切れるとこういうことになるんだっけか。どうだか。修理に出すより他はないんですが、どうやって持っていこうか。持ってく前に1回ばらしたい、ちゅうかハードディスク抜き出したいんですけども。どうしたもんか。

やはり使いやすい

ちゅうこととで、半年埃をかぶってたPowerBook1400を引っ張り出してきてこれをしたためております。やっぱりこの子は使いやすい。時々原因不明のエラーで落ちたりするのは相変わらずですけども、他にツールがない以上やむなし。そろそろ買い時ですかねえ、さすがに。起動もしないんじゃ頑張りきれん。

2003年11月10日

周公旦

ひっさしぶリに小説でも読もうかと思ったわけです。1年ぶりくらいだろうか。でも入ったのが帰り道にある街角のちっちゃな書店だったのでわたしの偏った趣向に合うのがなかなかないわけですな。いきなり知らない作家というのもリスキーなのでとりあえずリハビリの意味も込めて無難に酒見賢一(あくまでわたしの趣向的に無難ね)。「周公旦」文春文庫。中国歴史小説風をお家芸とする人です。昔3冊くらい読んだ。

殷周革命の時の周の政治家の話です。封神演義が漫画化されたおかげで割とメジャーになったこの時代ですが、かるーく3000年以上前ですからね。昔も昔、大昔。巻末の解説で文芸評論家が果たして歴史小説なのかファンタジーなのかと相変わらずお経を言ってますが、(なんせデビューしたときから言われてた)別に分けなくてもいいし。ただ、この人の場合歴史小説風の筆致はおおがかりなギミックに過ぎないような気もする。巻末の参考文献すら作品の化粧に過ぎないような。衝撃のデビュー作「後宮小説」で参考文献を本文中にでっち上げてあった印象が強かったせいだろうか。論文の序文のような前書きとか知らない人が読んだらかしこまった伝記でも始まるのか勘違いするに違いない。

まあ伝記といえば伝記だし良いんですが、羽柴秀吉の伝記をものすのとはわけが違う。無理を承知で喩えるなら源義経の伝記も書くようなもんです。大筋決まっているが基本的に何でもあり。大筋もたまに無視してよしといった類い。まさにファンタジー。周公旦もやはり痛快にやりたい放題。もっとも本家中国の封神演義では呂尚などが輪をかけてやりたい放題なのでまだお行儀がいいほうですな。楽しかったです。

2003年11月 7日

花より団子

お花の展覧会というか発表会があったので行ってまいりました。というか母親のお伴です。なんでもそうですが、それなりの素養というか知識がないと善し悪しはわからんもので、まあ奇麗でした。お花についてはまあそいだけ。一緒にお茶会もやっていたのですよ。お抹茶とお菓子が出てくる。わたし何を隠そう抹茶好きです。しかし自分じゃようたてんので滅多に飲めない。美味しかったです。抹茶がいかんと思うのは、例えば茶店に行ってオーダーするじゃないですか。お菓子をいただいてお茶をいただいて。ここまではいい。至福です。幸せいっぱいです。しかしそこからおもむろに一服つけて新聞でも読もうかとか、そういうことができる雰囲気がないんですよね。喫茶店では当たり前のことができない。なぜか。それが不満。

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